DOMAINE J. COUDRAY-BIZOT
ドメーヌ J.クードレ・ビゾ

当主
代表者:ステファニー・プザン・クードレ
醸造責任者:ジャン・ジャック・クードレ・ビゾ
地域
ブルゴーニュ
所在地
ボーヌ旧市街

概要

1981年分割相続により創設されたドメーヌ クードレ・ビゾ。16世紀に建設されたオスピス ・ドゥ・ボーヌの修道女のための宿舎で、オスピスにも近いボーヌ旧市街の歴史的建造物、シャトー・ドゥ ・ボーフォールが、このドメーヌの本拠地となっています。代々医師を務める家系の当主ステファニーの夫ジャン・ジャックもまた現役の医師であり、生物学の見地からワイン造りに関わり、野生酵母での発酵、無補糖、無清澄、無濾過での瓶詰等、自然な栽培と醸造に取り組み、ナチュラルで繊細な果実味をもつ伝統的なブルゴーニュワインを造りだしています。

歴史

ルイ14世時代の建物を含むオスピス・ドゥ・ボーヌのシャトーと葡萄畑は、18世紀にデヴィッド・ドゥ・ボーフォールに買い取られシャトーには彼の名が付けられました(シャトー ・ドゥ ・ボーフォール)。その後フランス革命の混乱により、シャトーと葡萄畑は別々に売却されますが、第二次世界大戦中に軍医であるドゥニ ビゾがこのシャトーを買い取り、彼の所有するジュヴレ・シャンベルタンやエシェゾーのワインの醸造所としました。現在は、ジャン・ジャックとステファニーのクードレ夫妻が、伝統的な手法を用いたワイン造りに情熱を持って取り組んでいます。

取り扱いワイン

ECHEZEAUX GRAND CRU” EN ORVEAUX “
エシェゾー グランクリュ ” アノルヴォー “

原産地呼称 AOC:ECHEZEAUX GRAND CRU
品種 ピノノワール
タイプ 平均樹齢 60年
収穫年 2017 栽培面積 0.38ha
ALC 13% 収量 29.6hl/ha
生産本数 1500本 取得認証
土壌 粘土石灰質
栽培 リュットレゾネ。収穫は全て手摘み。
醸造 除梗・破砕をした後、天然酵母利用。低温マセラシオンを3日間行う。その後マロラクティック発酵を行い、ろ過せず瓶詰。
熟成 約22カ月間熟成後、ろ過せず瓶詰。SO2総量18mg/1ℓ。新樽の使用 20~30%
味わい 明るいルビー/レッドカラント、ザクロ、プラム、ラズベリー、生肉、マッシュルーム/まろやかな酸、チャーミングで繊細な果実感が中心。/きめ細かくこなれたタンニン。/線は細いが骨格があり、複雑な味わい。余韻は長い。
料理 鴨や鶏、脂肪分の少ない赤身肉料理、魚の赤ワインソース、本マグロ赤身、白カビチーズ
メモ 特級畑エシェゾー、ピュリニー・モンラッシェ ヴォーヌ・ロマネ ジヴレ・シャンベルタン各一級畑を所有

GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU “CHAMPEAUX”
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ “シャンポー”

ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ シャンポー
原産地呼称 AOC:GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU
品種 ピノノワール
タイプ 平均樹齢 40年
収穫年 入荷未定 栽培面積 0.29ha
ALC 13% 収量 28.7hl/ha
生産本数 1100本 取得認証
土壌 粘土石灰質 東向きの丘の中腹、標高300mの段々畑
栽培 リュットレゾネ。収穫は全て手摘み。
醸造 除梗・破砕をした後、天然酵母で発酵を促す。低温マセラシオンを3日間行う。マロラクティック発酵を行う。
熟成 約22カ月間熟成後、ろ過せず瓶詰。新樽の使用 20~30%
味わい 暗めのルビー/チェリー、ブラックベリー、杉、森、マッシュルーム/心地よい酸、ピュアな果実味。/きめ細かいタンニン。/決してボリュームや厚みのあるタイプではないが、繊細で自然な果実の美味しさを楽しめる。
料理 鴨、脂肪分の少ない赤身肉料理、馬刺し、ウォッシュチーズ
メモ

GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU “LES CAZETIERS”
ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ “レ カズティエ”

ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ レ カズティエ
原産地呼称 AOC:GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU
品種 ピノノワール
タイプ 平均樹齢 2/3は60年、1/3は1999年に植樹
収穫年 2014 栽培面積 0.19ha
ALC 13.3% 収量
生産本数 取得認証
土壌 粘土石灰質 東向きの丘の中腹、標高300mにある畑
栽培 リュットレゾネ。収穫は全て手摘み。
醸造 除梗・破砕をした後、天然酵母で発酵を促す。低温マセラシオンを3日間行う。マロラクティック発酵を行う。
熟成 約20カ月間熟成後、ろ過せず瓶詰。新樽の使用 20~30%(その年による)
味わい
料理 上質なチーズのプラトー、ジビエ、赤身のグリル肉
メモ