CHÂTEAU MEYRE
シャトー メール
- 当主
- FAMILLE HETRAKULタイ国系
- 地域
- BORDEAUX
- 所在地
- HAUT-MEDOC AVENSAN

概要
ボルドーの北30キロ、オー・メドックのムーリ村とマルゴー村の間、アヴァンサン村にある3世紀以上の歴史を持つシャトー。1652年ナヴェール地方のマーガレット女王に仕えていたフィロトン氏によりワイン造りが始まったとも言われています。現在は16haのクリュ・ブルジョア級のシャトー・メールと1haのマルゴーのガレンの、二つの銘柄を持っています。
歴史
1876年、シャトー・メールはアヴァンサン村の第一級のワインとして認識されます。その後1932年にはオーメドックのクリュ・ブルジョア級に格付けされました。1994年からはリュット・レゾネ減農薬農法を取り入れ、さらに2008年からビオ・ロジック農法に転換、2011年にはフランス有機認証ABを取得し、自然環境に留意した葡萄栽培を行っています。
醸造・熟成
発酵は30~32℃で温度管理したステンレス槽で3週間程度行い、丁寧に渋みを抽出してアッサンブラージュを行います。その後、木樽でマロラティック発酵させます。熟成には全てフランス国内の産地にこだわったオーク樽を使用、30%は新樽を使用しています。 ボルドーの有名なオノローグ・コンサルタントのボワスノー氏の指導の下、30年以上このシャトーでの経験を持つ醸造責任者のディディエ氏がシャトー・メールの安定したその味わいを守っています。
最新情報
シャトーメールから新しくAOCマルゴーが入荷しました。
取り扱いワイン
GALLEN DE CHATEAU MEYRE
ガレン ドゥ シャトー メール
| 原産地呼称 | AOC: MARGAUX |
|---|---|
| 品種 | メルロー60%、カベルネソーヴィニヨン40% |
| タイプ | 赤 | 平均樹齢 | 40年 |
|---|---|---|---|
| 収穫年 | 2018 | 栽培面積 | 1.8ha |
| ALC | 13.5% | 収量 | 45hl/ha |
| 生産本数 | 3000本 | 取得認証 | 有機認証AB/ECOCERT |
| 土壌 | 砂、粘土質、石灰質、砂利質が交じり合った土壌 (スーサン村の畑) |
|---|---|
| 栽培 | ビオロジック栽培。農薬不使用、肥料として腐葉土を用いる。フェロモンカプセルによる害虫駆除。除葉作業を行う。収穫は手摘み。選果は畑で行う。 |
| 醸造 | 除梗・破砕し、フリーラン果汁90%、プレス果汁10%を用いて、ステンレスタンクで25-26℃で8日間発酵させる。22日間のマセラシオンの間、ルモンタージュ・デレスタージュを1日2回、8日間施す。自然なマロラクティック発酵を70日間行う。 |
| 熟成 | Sylvain社のアリエ産の木樽で18か月熟成、ろ過して瓶詰。新樽の使用60% |
| 味わい | 紫がかったガーネット。中心部はインクような濃い色合い。 赤い果実、熟れたプルーン、カシス、アニス、セージ、バニラの香り。 心地よい酸、凝縮感のある果実味、 豊富な熟したタンニン。 長い余韻を味わえる骨格のあるミディアムよりのフルボディ |
| 料理 | 牛肉のステーキや煮込み、赤身肉のロースト、チーズ |
| メモ | 2018年ミレジムは、6月から7月に発生した雹害とベト病により、ビオロジックを行う当シャトーの生産量も激減(通常年生産量は約10,000本)した。一方、質的にはその後の暑く乾燥した気候により葡萄は完熟し、豊かな果実味と熟したタンニン、酸のバランスが良くすぐに飲んでも美味しく飲める素晴らしいワインに仕上がっている。 世界トップソムリエ アンドレアス・ラールソンの評点92/100 点 |
CHÂTEAU MEYRE “OPTIMA”
シャトー メール ”オプティマ”
| 原産地呼称 | AOC:HAUT-MEDOC CRUBOURGEOIS |
|---|---|
| 品種 | メルロー44%、カベルネソーヴイニヨン40%、プティヴェルド11%、カベルネフラン5% |
| タイプ | 赤 | 平均樹齢 | 35年 |
|---|---|---|---|
| 収穫年 | 2015 | 栽培面積 | 16ha |
| ALC | 13% | 収量 | 45hl/ha |
| 生産本数 | 80000本 | 取得認証 | 有機認証AB |
| 土壌 | 土壌はピレネー山脈の砂利質20%、粘土、石灰質20%、石灰質の下層土を有する砂・砂利質60%。 |
|---|---|
| 栽培 | ビオ・ロジック |
| 醸造 | 温度管理されたステンレス槽で、3週間の低温での醸し、醸造を行う。ヴァンダンジュは機械摘み、その後選果を丁寧に行う。その後温度管理されたステンレス槽で、30~32度にコントロールし3週間程度でアルコール発酵する。さらに木樽でマロラクティック発酵をさせる。 |
| 熟成 | オーク樽で12か月熟成を経て瓶詰。新樽の使用30% |
| 味わい | 暗めのガーネット/カシス、ブラックベリー、黒胡椒、ミントなどの香り/フルーティな果実味。柔らかな酸味。/滑らかなタンニン/カベルネソーヴィニヨンの味わいと優しいメルローがうまく調和している |
| 料理 | 赤身肉のロースト、肉料理全般 |
| メモ | 10~12年の熟成が可能 |