STÉPHANIE COLINOT
ステファニー コリノー
- 当主
- Stéphanie Colinot
ステファニー・コリノー
- 地域
- ブルゴーニュ
- 所在地
- シャブリ・マリニー村の北方リニー・ル・シャテル村

概要
ステファニー・コリノーは、同女史が2017年に設立した葡萄栽培醸造とネゴシアンを兼ねた新しい個人会社。親から引き継いだイランシーのドメーヌのワインの他、この地区のピノ・ノワールを使ったワインを7種類造っています。営業、輸出業務などは、シャブリの大きなドメーヌ・ジャン・デュリュップの、夫 ジャン・ポールに協力を仰ぎ、その業務をスタートさせています。女性らしい、赤いサクランボのロゴが目印です。

歴史
ステファニーは1977年、イランシーのドメーヌの娘として誕生。ボーヌでワインの勉強と醸造経験を積んだ後、24歳の時から実家のドメーヌで醸造家として実務につきました。2017年40歳で、ドメーヌのイランシーの3.2haの畑を継承することとなり独立。ヨンヌ県のピノノワールを使った、フルーティーで各畑のテロワールを生かしたワインが徐々に評判となっており、今後の期待の大きなドメーヌです。
AOC:BOURGOGNE ÉPINEUILについて
ヨンヌ県の南、シャブリ地区にほど近いトネール地区で、ブルゴーニュ・エピヌイユの名前が1993年原産地呼称名として認定されました。もともと当地のサンミシェルとカンシーの修道院が中世の初期からワイン造りを行い、長い間パリにも当地のワインが運ばれ、「トネールの素晴らしいワイン」として名声を博していたものです。その後フィロキセラ禍で残念ながら葡萄畑は全滅。葡萄畑は1970年代後半になってようやく再興され、テロワールに即したピノ・ノワールとピノ・グリによる赤とロゼのワインが造られることとなりました。そのテロワールはシャブリに近いキンメリジャン地層で、素晴らしいワインが生産される環境にあり、現在の総面積は約75haほどになります。ステファニーのつくるブルゴーニュ・エピヌイユには”ブーケ・ドゥ・グロゼイユ(赤スグリの花束)”という名前が付けられていますが、その名の通り、可憐な赤い果実を思わせるチャーミングなワインです。
取り扱いワイン
BOURGOGNE EPINEUIL “LE BOUQUET DE GROSEILLE “
ブルゴーニュ エピヌイユ “ル ブーケ ドゥ グロゼイユ”

原産地呼称 | AOC BOURGOGNE ÉPINEUIL |
---|---|
品種 | ピノノワール |
タイプ | 赤 | 平均樹齢 | |
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収穫年 | 2017 | 栽培面積 | |
ALC | 12.5% | 収量 | |
生産本数 | 4000本 | 取得認証 |
土壌 | 小さな白い石の混ざるキンメリジャン土壌 |
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栽培 | リュット・レゾネ(減農薬農法) |
醸造 | エピヌイユ村のいくつかの畑からの葡萄を使用。手摘みで完全に除梗。低温での醸しを3日間行い、その後25~32度に温度管理、ステンレス槽を使用し、10日間程度で醸造。この間一日2回ピジャージュやルモンタージュを行う。フレッシュ&フルーティなワイン造りのため、低温での比較的短期間の醸造。 |
熟成 | マロラクティック発酵後、澱引きをしながら約10か月間ステンレス槽で熟成。ろ過し瓶詰。 |
味わい | 輝きのある美しいルビー色/赤い小さな果実、特にすぐりの実のデリケートな香り/フレッシュな酸味と豊かな果実味/しっかりとしたタンニン/軽快なフルーティーなブルゴーニュ |
料理 | シャルキュトリー、鶏肉料理 サービス温度は16度程度が望ましい。 |
メモ | AOC BOURGOGNE ÉPINEUILについて:ヨンヌ県の南、シャブリ地区にほど近いトネール地区で、ブルゴーニュ・エピヌイユの名前が、1993年原産地呼称名として認定された。もともと当地のサンミシェルとカンシーの修道院が中世の初期からワイン造りを行い、長い間パリにも当地のワインが運ばれ、「トネールの素晴らしいワイン」として名声を博していた。その後フィロキセラ禍で残念ながら葡萄畑は全滅。葡萄畑は1970年代後半になってようやく再興され、テロワールに即したピノ・ノワールとピノ・グリによる赤とロゼのワインが造られることとなった。そのテロワールはシャブリに近いキンメリジャン地層で、素晴らしいワインが生産される環境にある。現在の面積は約75ha。 |