DOMAINE GLANTENAY & FILS
ドメーヌ グラントネイ エ フィス
- 当主
- ギョーム・グラントネイ
- 地域
- ブルゴーニュ
- 所在地
- ヴォルネイ
概要
グラントネイ家は、17世紀まで遡ることが出来る、ヴォルネイにおいて最も古いドメーヌの一つです。 現在はヴォルネイ、ポマール、モンテリ、ムルソー、さらに母方より譲り受けたシャンボール ミュジニーを加え、合計約8ヘクタールの葡萄畑を所有しています。ドメーヌの平均年産本数は約24,000本で推移しており、ピュアな果実味を大切にした力強い味わいは、地元でも高い評価を受けています。
歴史
17世紀に遡るドメーヌ ジョルジュ・グラントネイが起源。その後幾代かによる継承が行われ、1893年にはピエール・グラントネイ氏に分割譲渡、ドメーヌ グラントネイ・エ・フィスの名前となり、現在に至ります。近年、前当主のピエールから、息子ギヨームと娘のサラへ世代交代し、さらなる品質の向上を続けています。2014年にはギヨームが主導し、カーヴの全面更新が行われました。これからの期待の高まる造り手です。
取り扱いワイン
CHAMBOLLE MUSIGNY
シャンボール ミュジニー
原産地呼称 | AOC:CHAMBOLLE MUSIGNY |
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品種 | ピノノワール |
タイプ | 赤 | 平均樹齢 | 35年 |
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収穫年 | 終売 | 栽培面積 | 0.5ha |
ALC | 13% | 収量 | 30hl/ha |
生産本数 | 8000本 | 取得認証 |
土壌 | 土壌は石灰岩を覆う砂と粘土の混じった沈殿層のシルト土壌 |
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栽培 | リュット・レゾネ(減農薬農法) |
醸造 | 手摘みで収穫後80~90%を除梗。残りを全房で使用。畑と醸造所で2度の選果をする。フリーラン果汁90%、プレス果汁10%。低温マセラシオン21日間。天然酵母を利用、ステンレスタンクで10~12日間、30~32℃で発酵。ピジャージュ、ルモンタージュを1日2回10日間行う。マロラクティック発酵を行う。 |
熟成 | 228Lの木樽で14カ月熟成。ろ過して瓶詰。新樽の使用 20% |
味わい | ルビー/樽によるバニラやなめし皮などの艶めかしい香り主体。熟れた赤や黒のベリー、きのこ/丸みのある酸、程よい厚さの果実味。/シルキーで心地よいタンニン/現在美味しく飲める。エレガントでチャーミング、ピュアな果実味も心地良い。 |
料理 | 鴨や赤身肉のロースト、白カビチーズ、しゃぶしゃぶ、マグロの中トロ |
メモ | シャンボール ミュジニーの畑は、当主の母の実家の所有であったものを、相続によって手に入れたもの。 |
MEURSAULT LES SANTENOTS
ムルソー “レ サントノ”
原産地呼称 | AOC:MEURSAUT |
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品種 | シャルドネ |
タイプ | 白 | 平均樹齢 | 10年 |
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収穫年 | 2019 | 栽培面積 | 0.15ha |
ALC | 13% | 収量 | 50hl/ha |
生産本数 | 900本 | 取得認証 |
土壌 | ドメーヌのあるヴォルネイの畑は、標高230~280m、緩やかな東南東の斜面にある。土壌は石灰岩を覆う砂と粘土の混じった沈殿層のシルト土壌が中心。 |
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栽培 | リュット・レゾネ(減農薬農法) |
醸造 | 手摘み。2度の選果を経て天然酵母を利用、木樽で20日間16~24℃で発酵を行う。バトナージュを毎日1回20日間行う。 |
熟成 | 228Lの木樽で11カ月熟成。軽くろ過して瓶詰。新樽の使用 50% |
味わい | ほんの少し緑の入った、ゴールドがかったレモンイエロー/トーストやアーモンドなどの樽由来の香りに、蜂蜜、石灰、リンゴや洋ナシなどのフルーツの香り。/さわやかな酸味、 果実のボリューム感はないが、しっかりしたミネラルの骨格がある/上品でエレガントなムルソー |
料理 | 焼いた魚、白身肉、フォアグラ、バターソースやクリームソースの料理 |
メモ | 2013年より醸造の新しいワイン。現在の生産量は非常に少なく、年間一樽を造るのみ。 |
VOLNAY
ヴォルネイ
原産地呼称 | AOC:VOLNAY |
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品種 | ピノノワール |
タイプ | 赤 | 平均樹齢 | 65年 |
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収穫年 | 終売 | 栽培面積 | 1.5ha |
ALC | 13% | 収量 | 25~30hl/ha |
生産本数 | 5000本 | 取得認証 |
土壌 | ドメーヌのあるヴォルネイの畑は、標高230~280m、緩やかな東南東の斜面にある。土壌は石灰岩を覆う砂と粘土の混じった沈殿層のシルト土壌が中心。 |
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栽培 | リュット・レゾネ(減農薬農法) |
醸造 | 手摘みで収穫後、畑と醸造所で2度の選果。80~90%を除梗。残りを全房で使用。フリーラン80%、プレス果汁20%。低温マセラシオン15日間。天然酵母を利用、ステンレスタンクで10日間15~32℃で発酵。ピジャージュ、ルモンタージュを1日2回10日間行い、その後マロラクティック発酵を行う。 |
熟成 | 228Lの木樽で15~18カ月熟成。軽めにろ過して瓶詰。新樽の使用 30% |
味わい | 紫がかった暗めのルビー/スミレ、ラズベリー、ドライカシス、ブラックチェリー、スパイス、森林、マッシュルーム/フレッシュな酸、凝縮感のある果実味/しっかりとしたタンニンだが木目細かい/凝縮感のある果実味としっかりとしタンニンのバランスが素晴らしい。 |
料理 | 肉のグリル、ジビエ料理など |
メモ |
BOURGOGNE PINOT NOIR “MAISON DIEU”
ブルゴーニュ ピノノワール “メゾン ディユ”
原産地呼称 | AOC:BOURGOGNE |
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品種 | ピノノワール |
タイプ | 赤 | 平均樹齢 | 60年 |
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収穫年 | 終売 | 栽培面積 | 2ha |
ALC | 13% | 収量 | 50hl/ha |
生産本数 | 8000本 | 取得認証 |
土壌 | ヴォルネイとポマールの区画の葡萄を使用。ヴォルネイは標高230~280m、緩やかな東南東の斜面にあり土壌は石灰岩を覆う砂と粘土の混じった沈殿層のシルト土壌が中心。 |
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栽培 | リュット・レゾネ(減農薬農法) |
醸造 | 手摘みで収穫後、畑と醸造所で2度の選果を90%程度除梗を行う。残りは全房で使用。フリーラン90%、プレス果汁10%。低温マセラシオン21日間。天然酵母を利用、ステンレスタンクで10~12日間、30~32℃で発酵。ピジャージュ、ルモンタージュを1日2回10日間行う。マロラクティック発酵を行う。 |
熟成 | 228Lの木樽で12カ月熟成。ろ過して瓶詰。新樽の使用 10% |
味わい | ルビー/赤や黒の小さな果実、/生き生きとした酸、やや凝縮した果実味/やわらかいタンニン/素直な果実味主体。エレガントで可愛らしい印象。 |
料理 | 鶏や鴨、肉や野菜を使った前菜など |
メモ | SO2添加を微量に留めている。 |