DOMAINE HENRI REBOURSEAU
ドメーヌ アンリ ルブルソー

当主
Mr Jean du Surrel ジャン・デュ・スレル
地域
ブルゴーニュ
所在地
ジュヴレイ・シャンベルタン村

概要

アンリ・ルブルソーは、ジュヴレイ・シャンベルタン村で100年の歴史を持つ由緒あるドメーヌです。村の中心に約3ヘクタールの公園を伴う18世紀に建てられた邸宅を構え、ジュヴレイ・シャンベルタンの畑を中心に広大な約13.5ヘクタールの葡萄畑を所有しています。その中にはシャンベルタン、マジ・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタン約4ヘクタール、クロ・ド・ヴージョ2.2ヘクタールの特級畑が含まれます。テロワールを忠実に表現し、ピノノワール本来の味わいを大切にするため、ワイン造りは伝統的な手法で極力人の手を加えず自然に任せること、またその生産量の半分は飲み頃になるまでカーブの中で静かに瓶熟成をさせてから出荷するなど、数々のこだわりを持ち、堂々とした風格のあるワインを生み出しています。

歴史

第一次大戦下の1919年、アンリ・ルブルソー将軍がジュヴレイ・シャンベルタンのこの地に葡萄畑を購入したのが一家の歴史の始まりです。その息子のピエール・ルブルソー氏により1980年代にドメーヌが設立されました。その後、現当主のジャン・デュ・シレル氏が父の後を継ぎ現在に至ります。

取り扱いワイン

CHAMBERTIN GRAND CRU シャンベルタングランクリュ

シャンベルタングランクリュ
原産地呼称 AOC:CHAMBERTIN GRAND CRU
品種 ピノノワール
タイプ 平均樹齢 50年
収穫年 2009 栽培面積 0.79ha
ALC 13.5% 収量 40hl/ha
生産本数 4,000本 取得認証
土壌 砂質、石灰質、粘土石灰質など多様性のある複雑な土壌。0.46ヘクタールのシャンベルタンと0.33ヘクタールのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズの畑から成る。
栽培 基本的には土壌の持つ自然の力を信じ掘り起こしによる畑造りが中心。減農薬農法。広い一塊の畑が多く摘み取りは機械で行うが、葡萄の選別は丁寧に手作業で行い果汁の高い品質を保っている。
醸造 温度管理されたステンレス槽で、14~17日間でアルコール発酵を行う。
熟成 強い樽香などは本来の葡萄の味わいを阻害することもあるとの考えに基づき、グラン・クリュであっても新樽による熟成は長くても6か月までの期間に限る。その後約1年間はステンレス槽などでの熟成を行った後 瓶詰する。熟成初期6か月間のみ新樽100%
味わい オレンジがかった黒みの強いガーネット色/ブラックベリー、プラムなどドライフルーツ、葉タバコ、コーヒー、鉄さび、動物のニュアンス、スパイスの香り。/完熟した黒い果物のの凝縮感のある果実味。しっかりとした酸味とミネラル感。/シルキーだがしっかりとしたタンニン/筋肉質の骨格とフィネスあふれる優雅さを併せ持つ堂々とした風格を持つワイン
料理 野鴨、子羊のロースト。ブルゴーニュ産熟成チーズ(ラミ・ド・シャンベルタン、エポワスなど)
メモ