DOMAINE LA CROIX BELLE
ドメーヌ ㇻ クロワ ベル

当主
Jacques et Francoise BOYER
ジャック&フランスワーズ・ボワイエ夫妻
地域
LANGUEDOC
ラングドック
所在地
Hérault(エロー)県 
Puissalicon(ピュイサリコン)村

概要

フランス南西部エロー県ピュイサリコン村周辺のIGP Côtes de Thongue (コート・ドゥ・トング)は、AOPサンシニアンとフォジェールに挟まれた小石の多い粘土石灰質土壌の地域です。ドメーヌ ラ・クロワ・ベルは、この地域のワイン生産者の中心的な役割を果たす、100ヘクタール以上の広大な葡萄畑を持つドメーヌです。カジュアルな味わいの赤白ロゼワインから、7種の品種をアサンブラージュして作られた長期熟成ワインまで、12種類のIGPワインを造っています。現当主のボワイエ夫妻は1970年代からこのドメーヌの経営を始めましたが、一代でワインの品質・味わいを大きく向上させています。ドメーヌ名のLa Croix Belle (ラ・クロワ・ベル 美しい十字架)は、ドメーヌの葡萄畑のそばに建てられていた、中世から聖地サンチアゴ・デ・コンポステーラへの銃礼者が祈りをささげる「石の十字架」に由来するとされています。

歴史

11世紀の美しい古城の村ピュイサリコンの周辺の葡萄畑からは、古代ローマ時代の二つの彫刻の頭部が見つかっており、その一つはパリのルーブル美術館に収蔵されているなど、この地は当時、葡萄とオリーブの樹が植えられていた土地として知られています。ドメーヌ ラ・クロワ・ベルの起源は2世紀以上前の1794年からとされていますが、現当主のボワイエ夫妻が1977年にこのドメーヌをフランスワーズの叔父から購入するまでは、主にバルクワインを売っていた小さな造り手でした。ワイン造りに情熱を持った若きボワイエ夫妻は、葡萄の樹やこの土壌の潜在的可能性を信じ、新たな醸造所や機材、さらには新しい醸造技術に積極的な投資を行い、また葡萄の収量を少量に制限することなどで、豊かで味わい深いワインを造り出すことができるようになり、大きな成功を収めました。

自然なワイン造りを目指す

ドメーヌ ラ・クロワ・ベルは、自然環境の保全にも力を入れています。独自の浄化池専用ゾーン設置による排水リサイクルシステムを導入し、フランス農水省・環境省による「Terra Vitis テラ・ヴィティス」認証を取得しました。また、葡萄栽培はリュット・レゾネ(減農薬農法)を取り入れ、醸造に関してはここ数年の間にSO2の使用を半減させるなど、極力自然なワイン造りを目指しています。
2016年、夫妻の二人の息子が後を継ぐことになり、新たに近隣の約40ヘクタールの葡萄畑を持つDomanie de Coussan(ドメーヌ・ドゥ・クーサン)を購入。現在、家族の新しいチャレンジがスタートしています。

domaine viticole de la Croix Belle à Puissalicon

domaine viticole de la Croix Belle à Puissalicon

domaine viticole de la Croix Belle à Puissalicon

取り扱いワイン

LA CROIX BELLE MELROT
ラ クロワ ベル メルロ―

ラクロワベル・メルロ―
原産地呼称 IGP : CÔTES DE THONGUE
品種 メルロー
タイプ 平均樹齢 15~20年
収穫年 2017 栽培面積 15ha
ALC 13.5% 収量 45hl/ha
生産本数 20,000本 取得認証 テラ・ヴィティス
土壌 小石の多い石灰粘土質・砂利 南々東向き
栽培 リュット・レゾネ (減農薬農法)
醸造 コンクリートとステンレスタンクで、21日間の長期間、高温でのマセラシオンを行い、十分な色合いと香りを抽出します。アルコール発酵は12日間、比較的低温の20~27℃で行います。その後マロラクティック発酵を短期約10日間と行う。
熟成 ステンレスタンクで3ヶ月間熟成の後、ろ過して瓶詰
味わい 輝きのある明るい赤紫色/熟した赤いベリーやチェリーのリキュールなどの香り/赤いフルーツのジャムのような甘酸っぱい味わい。カカオのニュアンス/なめらかなタンニン/熟した赤いフルーツのフレッシュ&フルーティな味わいを持つ飲みやすいワイン
料理 家庭でのカジュアルなお料理に合わせやすい。特に焼肉料理など。
メモ サービス温度 16~17度。飲み頃は三年程度。